ピュア子です。
高い金利
はいいのか悪いのか、
お金を借りるのはいいのか悪いのか、
そういう話をしてましたミャ。
今日も続きです。
ピュア子
「どこからだったニャム?」
ご主人様
「ピュア子。こういう場合、普通は聞く側が覚えてるんだよ」
ピュア子
「ピュア子はエサを食べたら直前の話を忘れることが多いミャ」
ご主人様
「・・・・・・( ゚Д゚)えっと、金利の計算なんか、
小学生なみってとこだね」
ピュア子
「そうだったニャ~。計算してください」
ご主人様
「じゃあ例えば、3000万を3.5%で借りて家を建てて、
30年で返すことにしようか。
元は3000万だけど、だんだん返すんだから、
減っていくよね。
だから、3.5%が30年まるまるかかるわけじゃないのは
わかるかな?」
ピュア子
「そうね」
ご主人様
「ほんとは複雑な計算があるんだけど、
単純にするね。
1年目は3000万に3.5%、
30年目は0円に3.5%だとすると、
結局3000万に3.5%が15年分かかるんだ。
つまり、タテを元金と金利、横を年数にすると、
だんだん減っていくから三角形になるだろ?
(元金と金利)×年数の長方形じゃなくて、
その半分の三角形になるから、
半分の15年にするわけだね」
ピュア子
「ああ、そうすると単純ニャムね」
ご主人様
「そしたら、金利は1575万になる」
ピュア子
「そ、そんなに?( ( ( ;゚Д゚)))」
ご主人様
「そうだよ。
上のクラスのメルツェデスでもBMでも、余裕で買えるね。
金利と言うと、ついつい1年分の金額とか、
月々やっていけるかとかしか考えないだろ?
ここも簡単に借りちゃう原因の一つかもね」
ピュア子
「う~ん」
ご主人様
「さらに家を買うと固定資産税がかかる。
合計3000万の土地と建物に対して、
単純に40万かかるとするよ。
それも30年かかるから、40万×30年=1200万だね。
さっきの金利と合計すると、2550万。
この2550万を30年で割ると、1年に85万だね。
例えば、家を買わずに家賃7万円のマンションで生活した
場合とほとんど同じだね」
ピュア子
「そっか~。どうせ同じになるなら、
自分の家を持てるんだから、買った方がいいのかニャ?」
ご主人様
「そう思い込んでる人が多いけど、間違いだね。
例えば貸家で我慢してれば、
家賃5万のマンションだっていいだろ?
それだったら、30年で720万の差が出るよ」
ピュア子
「う・・・・・・ Σ(゚д゚lll)」
ご主人様
「それだけじゃないんだ。
っていうよりこっちの方が大事なんだけど、
家を買った人は30年後、
元の値段で売れるかどうかわかんない、
古くなった家だけが残るよね?
貯めてた人は、現金が3000万残るんだよ。
もしこれを使って30年かけて少しずつ、
金利の高い国債でも買ってたら?
もし2%もらえるとすると、さっきと同じ計算で、
3000万×2%×15年で、900万の利益だな」
ピュア子
「すごい差になるニャムね。
そうやって増えた現金を使って、
そこからなんにでもチャレンジできるかも」
ご主人様
「結局、金利っていうのは、
払うものじゃなくてもらうべきものってことかな」
ピュア子
「なるほど~( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー」
ご主人様
「最後に残るものの差。
辛抱したり運用したりした結果得られる、
利益1620万という差。
これを損と思うか思わないかは個人の自由だけど、
ピュア子はどう思う?」
ピュア子
「どっちだとしても、
ほんとに足し算と引き算と掛け算と割り算だけでわかるニャムね。
小学生でもわかるのに、どうしてみんな自己破産とかするの?」
ご主人様
「またまた、『人間って・・・・・・』という話になっちゃったね。
学校では計算のやり方は教えるけど、
実際の社会でどこにどういう計算を使って生きていけ、
っていうことは教えないからかなぁ」
というわけで、このシリーズはここまでですミャ。
ピュア子はおやつを食べます。
ご主人様
(今の話、全部忘れるのかな( -人-).。oO(・・・・・・))
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